長洲町議会 2018-03-19
平成30年第1回定例会(第5号) 本文 2018-03-19
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 開議(午前10時00分)
◯徳永範昭議長 おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
本日の
議事日程はお手元に配付のとおりです。
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日程第1 議案第15号 平成30年度長洲町
介護保険特別会計予算について
2
◯徳永範昭議長 日程第1、議案第15号「平成30年度長洲町
介護保険特別会計予算について」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
3
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) おはようございます。ただいま議題となりました議案第15号、平成30年度長洲町
介護保険特別会計予算について御説明いたします。
平成30年度長洲町の
介護保険特別会計予算は次に定めるところによる。
歳入歳出予算、第1条、
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ17億4,900万円と定める。第2項、
歳入歳出予算の款項の区分、及び
当該区分ごとの金額は、第1
表歳入歳出予算による。
一時借入金、第2条、
地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入の最高額は1億円と定める。
歳出予算の流用、第3条、
地方自治法第220条第2項
ただし書きの規定により、
歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。第1号、各項に計上した給料、
職員手当及び
共済費(賃金に係る
共済費を除く)に係る
予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。第2号、
保険給付費の各項に計上された
予算額に過不足を生じた場合における同一款内での経費の各項の間の流用。
平成30年3月12日提出、
長洲町長、中
逸博光でございます。
次のページの第1
表歳入歳出予算、歳入を御説明いたします。
1
款保険料、1項
介護保険料、ともに3億6,193万7,000円、対前年度比1,834万2,000円、5.3%の増でございます。この
増加要因といたしましては、政令の改正により65歳以上の第1号被
保険者の
介護保険料負担割合が全体費用の22%から23%に引き上げられたことによるものでございます。
3
款使用料及び
手数料、2項
手数料、ともに前年度同額の5万円でございます。
4
款国庫支出金4億1,600万7,000円、対前年度比1,025万9,000円、2.4%の減でございます。1項
国庫負担金2億8,753万円、対前年度比112万9,000円、0.4%の増でございます。2項
国庫補助金1億2,847万7,000円、対前年度比1,138万8,000円、8.1%の減でございます。
国庫支出金の減少の主な要因といたしましては、
調整交付金の減額によるものでございます。
5
款支払基金交付金、1項
支払基金交付金、ともに4億4,675万9,000円、対前年度比1,888万6,000円、4.1%の減でございます。この主な
減少要因につきましては、先ほど1
款保険料で述べました
政令改正によりまして、40歳以上65歳未満の第2号被
保険者の
介護保険料負担割合が全体費用の28%から27%に引き下げられたことによるものでございます。
6
款県支出金2億4,436万7,000円、対前年度比171万2,000円、0.7%の減でございます。1項
県負担金2億2,967万5,000円、対前年度比67万6,000円、0.3%の減でございます。2項
財政安定化基金支出金、前年と同額の1,000円でございます。3項
県補助金1,469万1,000円、対前年度比103万6,000円、6.6%の減でございます。
県支出金の主な
減少要因といたしましては、
地域支援事業費の減少によるものでございます。
7
款財産収入、1項
財産運用収入、ともに9万1,000円、対前年度比2万1,000円、30.0%の増でございます。こちらは
介護給付費準備基金の
運用利息になります。
9
款繰入金、1項
一般会計繰入金、ともに2億6,732万9,000円、対前年度比172万5,000円、0.6%の減でございます。
一般会計繰入金の主な
減少理由につきましては、
地域支援事業費の減少によるものでございます。
10
款繰越金、1項繰越金、ともに前年と同額の1,000万円でございます。
11款諸収入246万円、対前年度比78万1,000円、24.1%の減でございます。1項
延滞金加算金及び過料6万9,000円、対前年度比6,000円、8.0%の減でございます。2項
預金利子、前年度同額の1,000円でございます。4項雑入239万円、対前年度比77万5,000円、24.5%の減でございます。
歳入合計としまして17億4,900万円、対前年度比1,500万円、0.9%の減額となっております。
次の歳出のページをお願いいたします。
1
款総務費5,005万8,000円、対前年度比86万3,000円、1.7%の減でございます。1項
総務管理費3,872万8,000円、対前年度比31万4,000円、0.8%の増でございます。2項徴収費47万4,000円、対前年度比2万5,000円、5.6%の増でございます。3項
介護認定審査会費1,075万6,000円、対前年度比48万6,000円、4.7%の増でございます。5項
計画推進委員会費10万円、対前年度比168万8,000円の減でございます。こちらは、昨年度、
高齢者福祉計画及び第7期
介護保険事業計画を策定にかかる費用を計上させていただいており、その分が減少となってございます。
2
款保険給付費15億9,139万8,000円、対前年度比139万8,000円、0.1%の増でございます。1項
介護サービス等諸費14億5,180万8,000円、対前年度比22万4,000円、0.02%の減でございます。2項
介護予防サービス等諸費4,579万2,000円、対前年度比534万4,000円、13.2%の増でございます。3項その他諸費148万円、対前年度比8,000円、0.5%の減でございます。4項
高額介護サービス等諸費3,885万9,000円、対前年度比255万3,000円、6.2%の減でございます。5項
高額医療合算介護サービス等諸費289万7,000円、対前年度比4万1,000円、1.4%の増でございます。6項
特定入所者介護サービス等諸費5,056万2,000円、対前年度比120万2,000円、2.3%の減でございます。
5
款地域支援事業費1億88万4,000円、対前年度比913万2,000円、8.3%の減でございます。1項
介護予防・
生活支援サービス事業費5,151万円、対前年度比1,097万5,000円、17.6%の減でございます。2項
一般介護予防事業費1,400万円、対前年度比45万円、3.3%の増でございます。3項
包括的支援事業・
任意事業費3,523万4,000円、対年度比139万2,000円、4.1%の増でございます。4項その他諸費14万円、対前年度比1,000円、0.7%の増でございます。
地域支援事業費の主な
減少要因につきましては、平成28年度から実施しております
介護予防生活支援サービス事業について、過去2年間の
利用実績に基づく
事業費の減によるものでございます。
6
款基金積立金、1項
基金積立金、ともに9万1,000円、対前年度比2万1,000円、30.0%の増でございます。こちらにつきましては、
介護給付費準備基金の
運用利息の積み立てになります。
7
款公債費、1項公債費、ともに前年度同額の1,000円でございます。
8
款諸支出金、1項償還金及び
還付加算金ともに51万9,000円、対前年比48万7,000円、48.4%の減でございます。
9
款予備費、1項予備費、ともに604万9,000円、対前年比593万7,000円、49.5%の減でございます。
歳出合計といたしまして17億4,900万円、対前年度比1,500万円、0.9%の減額となっております。
5ページ以降の
歳入歳出予算事項別明細書及び
給与費明細書の説明については割愛させていただきます。
以上で説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
4
◯徳永範昭議長 説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
5
◯大森秀久議員 最初に、予算の総額が対前年度比との比較で1,500万の減ていうことで、今
歳入歳出の中でですね、増減の要因についてはですね、お話をされたんですけれども、
高齢化率というのはですね、伸びるわけですよね。で、政府なんかもですね、
高齢化率の伸びる範囲内ぐらいでですね、
介護保険の費用もですね、伸びるんではないかというふうなことを言っているんですよね。その辺のところでちょっと説明をね、できるものがあればですね、教えていただきたいんですけど。
6
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) はい。今回の予算につきまして中身を見てみますとですね、今大森議員言われた
サービスの給付の部分、こちらは、うちの町につきましては認定率も下がってきておりますが、やっぱり費用としては伸びてまいっております。そちらのほうにはですね、きちんと予算のほうを配置させていただいているという状況でございます。
それと、一つは先ほど申しました
地域支援事業費、こちらが実態に即した形のですね、予算のほうで今
見直しをかけております。中身につきましては、
通所介護のほうを今げんきの館等で行っておりますが、やはりあそこの施設を今2年間運用していましてですね、一人の方をずっと置いとくということではなくて、やはり循環をさせていくというところでですね、今幅を広げながら
見直しを行っております。そちらで、今回は予算の規模のほうを適正な形に合わせてるというところの状況でございます。
以上です。
7
◯大森秀久議員 介護保険の制度は、西暦2000年にですね、スタートして、そこが第1期ということで今度が第7期になるんですけども、もう18年目に入るのかな、ということなんで、あ、19年目に入るのかな、2000年だからですね。それでですね、第1期のときのですね、
保険料と今度の第7期の
保険料の違い、金額でですね、どれくらいぐらいの違いが出てるのかていうのはわかりますか。
8
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) お答えいたします。
第1期、
制度発足当初ですね、ちょっと長洲町のベースでお答えさせていただければ、当時は2,900円が標準の
保険料でございました。現在第6……。順番に言ったほうがいいですか。
9
◯大森秀久議員 いやいや、もう今だけでいいです。
10
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) 2,900円でございます。
以上です。
11
◯大森秀久議員 五千……。
12
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) すみません。今は5,800円でございます。
13
◯大森秀久議員 はい。ちょうど倍になってるということがわかったわけですけども、その予算をですね、つくられるときに、ことしは
介護報酬の改定がされてますね。そういった情報はいつごろの時期に入ってですね、それは予算をつくる上でですね、一定反映されてつくられるのかどうかというところについて、ちょっと御説明お願いします。
14
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) はい。いつというところは、すみません、私も正確には覚えてませんが、大体年末ぐらいにそういった情報はですね、ちょこちょこ出てたかなと思っております。その中で今回のもの、
介護報酬がまた増のほうでですね、
見直しをされております。で、そこは一応反映というかですね、積算上足らなくならないようにはですね、反映させていただいております。
以上です。
15
◯大森秀久議員 2016年から長洲町のほうは、ほかの自治体に先駆けてですね、新しい制度のもとでスタートしてますけども、長洲町独自のですね、
サービス内容ということでですね、ほかと違う、要するに単価なんかがですね、面でですね、そんな比較とかはあんまりされないんですかね。要するに2016年以前にですね、要するに改定される前の
介護保険のもと国が全部をやってる保険の
サービスの内容とですね、長洲町が要するに
総合事業として始めたときの、ここのですね、
介護サービスにですね、
介護報酬上ですね、大きな違いとか何とかあるんですか。それとも、それはもうなくて、皆さんが要望される介護の
サービスということでされるのかどうか。その辺のところがちょっとわかればと思いますけど。
16
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) はい。まず介護に係る
報酬単価というのはですね、基本的には
全国統一のものであると。で、その中で特に
地域支援事業ですね、うちがやっている通所型のA型、げんきの館でやってる
デイサービス、このあたりはやはり民間がいきなりやるということができないので、よその自治体はみなし規定ていますか、そういった形で通常の
予防事業であった
デイサービスのころの金額でやっていると思う。だから、うちからすると多分高い設定かなと思ってます。そういった意味では、ちょっと実際にどこの町とか、多分市町村さまざまなので比較をしたことはございませんが、うちはそういった形でその費用については、まず抑えられているというのが1点です。
それともう一つは、今
元気アップリーダー等っていう
サービスが出てきています。要は
住民主体の
サービスというのが出てきています。こういったものは、まあまだちょっとよそのほうではできてきてないところですんで、このあたりをしていくことによってですね、住民がまた主体的に活動できるという意味では、ちょっと費用には反映できませんが、効果が出てくるものかなと考えております。
以上です。
17
◯大森秀久議員 実態としてですね、国がよく言っている、要するに町独自のですね、
総合事業ということでやったときにね、多様な
サービスということを盛んにですね、言ってるんですよね。その多様な
サービスというのは、長洲町は考え方はどんなふうな考え方を持ってらっしゃいますか。もう、そりゃあ
あまり国が言うとおりにしてないっていうことでいいんでしょうか。
18
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) はい。多様なというのが、ちょっと言葉がですね、あれなんですけど。今言われるまさに
元気アップリーダー等が、その多様の中の
サービス。要は地域の必要性に応じて出てきた
サービス。今後、またその中で
地域ニーズをですね、
生活支援コーディネーター等が拾い上げて、それをまた長洲町にはこういう
サービスが必要だということになれば、その
人材育成も含めて、また全体でそういう
サービスを打ち出していくというのが、多様な
サービスの一つかなと考えております。
以上です。
19
◯大森秀久議員 多様な
サービスが、いろいろ考えられるということなんでしょうけども、
介護報酬上はですね、多様な
サービスというのはですね、以前のですね、
全国統一した
サービスと比べるとですね、要するに
介護報酬としては下げられているんですか。それでも同じなんですか。
20
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) はい。
介護報酬としてはというお話でしたが、基本的には
介護報酬は
介護度が高いほど高いですよね。そういった形から、できるだけ国としても元気な
高齢者、要は予防の段階、もっと言うとその前の段階からやっていくということのものです。一応その基準単価的には当然どんどんどんどん低くなってはくるんですが、さらにそれを進めることによって、安価という言い方ちょっとおかしいかもしれませんが、そういった
地域主体での
サービスということをしなさいというところのものだと理解しております。
以上です。
21
◯大森秀久議員 安価がですね、いいことか悪いことかというのはね、それぞれ評価があると思うんですけども、やはり
自己負担が1割ありますからね、要するに
自己負担のことを考えるとね、もう、じゃあ安いのにしときますというね、そういうこともね、恐らく政府はですね、そこは考えてたと思うんですよね。だからそういうふうにしたんじゃないかなと思いますので……。
(発言するものあり)
全体のところで言っています。はい、わかりました。長洲町の考え方ということもですね、含めてですね、一応大体考え方わかりましたので、私はもう質疑はこれで結構です。
22
◯徳永範昭議長 ほかに質疑はありませんか。
(なしの声あり)
23
◯徳永範昭議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
24
◯大森秀久議員 議案第15号、平成30年長洲町
介護保険特別会計予算について、反対の立場で討論します。
介護保険制度は2000年に
高齢者社会の到来を見据えて発足しました。それ以降3年に一度の
見直しが行われて今日に至っております。
先ほど質疑の中で
介護保険料、当初は2,900円、現在は5,800円っていうことで倍に上がっております。これから先2025年の問題を考えるときに、
利用者の声を多面的に聞きつつ、より使いやすい
保険制度にしていくことが必要ではないかと考えております。しかしながら、2010年に国会のほうで
医療介護総合法が通りまして、現在の
介護保険制度、
利用者から見れば決して使い勝手のよい制度ではないというふうに考えております。
先ほど質疑の中で言いましたように、2016年から町が開始しております新しい
介護予防日常生活支援総合事業に移行させましたけども、この中のですね、問題点としてやはり3点の危惧を払拭できないでおります。一つは、
利用者本人が希望して専門的な
サービスを持続して受けられるのかと。二つ目は、
介護給付費を削減するために新
総合事業の
サービス、多様な
サービスに誘導されるのではないかと。三つ目は、自立の促進を促す上で目標や課題を持たされて結果的に終了とか卒業を求められるケースがこれからふえてくるのではないかということでございます。
今回、第7期の
介護保険の
見直しで、
保険料は据え置かれましたが、町民からは
介護保険料が高いので何とかならないのかという声が届けられております。
介護保険は
強制保険であり、必ず入らなければなりません。それだけに法改正や3年に一度の
制度見直しが
利用者にとっても安心して使える制度として定着することを願ってやみません。
長洲町は、法律が変わればそれをやらなくてはならないという立場ではございますが、しかしながら、現状で先ほど申しました心配する三つの点について、確信が持てないでおります。
以上を申し上げて
反対討論とします。
25
◯徳永範昭議長 ほかに討論はありませんか。
26
◯福本みや子議員 ただいまの
介護保険特別会計について、賛成の立場で討論を申し上げます。
議案第15号、平成30年度長洲町
介護保険特別会計予算、これが賛成いたします。
介護保険が施行されまして19年目を迎えようとしております。全国的な
高齢化率も27.7%を超え、老老介護や
認知症徘徊などさまざまな問題が起こっております。これらの課題に本町としては、いち早く取り組んだ点を評価します。
1点目が
認知症施策による
取り組みです。
認知症サポーターや捜索声かけ
模擬訓練など、地域と一体になった支援の形が整いつつあるように思われます。
2点目が、げんきの館や
介護予防拠点施設での
介護予防に対する
取り組みです。
体力アップ体操や
脳トレ教室など多様な
サービスが
大変好評です。各拠点で自主的な活動も始まっております。
このように
町民一丸となって
介護予防活動に取り組んでこられた成果として、要
介護認定率が減少していることを大変評価するものです。本町のさまざまな
先進的取り組みや支援により、ますます健康長寿な町になることを期待し、本予算に賛成いたします。
議員諸氏の賛同をよろしくお願いします。
以上です。
27
◯徳永範昭議長 ほかに討論はありませんか。
(なしの声あり)
28
◯徳永範昭議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第15号を採決します。この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は
原案どおりに決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
29
◯徳永範昭議長 起立多数です。したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
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日程第2 議案第16号 平成30年度長洲町
後期高齢者医療特別会計予算について
30
◯徳永範昭議長 日程第2、議案第16号「平成30年度長洲町
後期高齢者医療特別会計予算について」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
31
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) ただいま議題となりました議案第16号、平成30年度長洲町
後期高齢者医療特別会計予算について御説明いたします。
平成30年度長洲町の
後期高齢者医療特別会計の予算は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算、第1条、
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ2億450万円と定める。第2項、
歳入歳出予算の款項の区分及び
当該区分ごとの金額は、第1
表歳入歳出予算による。
歳出予算の流用、第2条、
地方自治法第220条第2項
ただし書きの規定により、
歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は次のとおりと定める。第1号、各項に計上した給料、
職員手当及び
共済費(賃金に係る
共済費を除く)に係る
予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。
平成30年3月12日提出、
長洲町長、中
逸博光でございます。
次のページの、第1
表歳入歳出予算、歳入を御説明いたします。
1
款後期高齢者医療保険料、1項
後期高齢者保険料、ともに1億2,244万2,000円、対前年度比818万2,000円、7.2%の増でございます。この
増額要因といたしましては、低
所得者及び被
扶養者における
軽減特例の
見直し等が行われております。そちらに伴う増額でございます。
2
款使用料及び
手数料、1項
手数料、ともに1万7,000円、対前年度比1,000円、5.6%の減でございます。
3
款繰入金、1項
一般会計繰入金、ともに8,142万9,000円、対前年度比504万7,000円、6.6%の増でございます。この
増額要因といたしまして、被
保険者の所得の低下による
保険料軽減の増加に伴いそれを補填する保険基盤安定繰入金の増加、及び後期
高齢者医療広域連合電算処理システムの更改費用に係る特別会計事務費負担金の増額によるものでございます。
4款諸収入30万1,000円、対前年度比17万1,000円、36.2%の減でございます。1項延滞金及び過料、前年と同額の2万1,000円でございます。2項償還金及び
還付加算金28万円、対前年度比17万1,000円、37.9%の減でございます。この減額要因といたしまして、平成29年度中に資格の喪失等の要因により
保険料の更正が行われる還付額見込みが前年度より減少したためでございます。
5
款繰越金、1項繰越金、ともに31万1,000円でございます。対前年度比89万円、74.1%の減でございます。
歳入合計としまして2億450万円、対前年度比1,216万7,000円、6.3%の増額となっております。
次に、歳出のページをお願いいたします。
1
款総務費809万8,000円、対前年度比28万円、3.6%の増でございます。1項
総務管理費808万2,000円、対前年度比27万7,000円、3.5%の増でございます。2項徴収費1万6,000円、対前年度比3,000円、23.1%の増でございます。この
増額要因につきましては、近年の実績による需要額の増額によるものでございます。
2款後期
高齢者医療広域連合納付金、1項後期
高齢者医療広域連合納付金、ともに1億9,579万3,000円でございます。対前年度比1,294万9,000円、7.1%の増でございます。この
増額要因といたしまして、被
保険者の
保険料、基盤安定負担金、事務費負担金の額の増額によるものでございます。
3
款諸支出金、1項償還金及び
還付加算金、ともに28万円、対前年度比17万2,000円、38.1%の減でございます。
4
款予備費、1項予備費、ともに32万9,000円でございます。対前年比89万円、73.0%の減でございます。こちらにつきましては、近年年度内の一般会計等の精算を行っておりますので、この金額で設定してございます。
歳出合計といたしまして2億450万円、対前年度比1,216万7,000円、6.3%の増額となっております。
5ページ以降の
歳入歳出予算事項別明細書及び
給与費明細書の説明については割愛させていただきます。
以上で説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いします。
32
◯徳永範昭議長 説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
33
◯大森秀久議員 あります。ここでもですね、お伺いしたいのは
保険料のことですね。後期
高齢者医療の保険、負担する分のことですけども。2008年に制度がスタートしたと思いますが、ことしで11年目かな。それでですね、当初のですね、保険、これは保険税というのかな、
保険料か、がどれくらいで2018年はいくらになるのかということで、平均で結構ですので出して……。どうなってますか。
34
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) すみません。こちらはですね、現状と推移を持って来ておりまして、当初の、平成20年ですよね、当初のちょっと金額がわかりませんので、すみません、お答えできません。
35
◯大森秀久議員 また後で教えていただきたいと思います。恐らく上がっているのはもう間違いないというふうに思います。
そこで、私毎年聞いとりますけども、28年度末でですね、県の基金は総額でいくらあって被
保険者一人当たりに直したらいくらぐらいの基金の額が一人当たりになるのかというの出せますか、わかりますか。
(発言するものあり)
県の基金は、もう答えられないということでございますか。
36
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) はい。詳細な資料はちょっと持ち合わせておりません。すみません。
37
◯大森秀久議員 それではですね、長洲町のことでお伺いしますけど、29年度との比較になりますけども、一人当たりのですね、被
保険者一人当たりの医療費というのもやっぱり伸びてますか。29年度は今途中なんですけども。
38
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) はい。27年度と28年度の比較で申しますと、27年度がですね、一人当たりが107万9,045円です。こちらが28年度で107万5,080円。この年につきましては、減っているということです。減ってます。
39
◯大森秀久議員 減ってるね。
40
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) はい。以上です。
41
◯大森秀久議員 予算の中でですね、要するに県の後期
高齢者医療広域連合納付金が1,294万9,000円ふえてるということで、ふえた要因はお伺いしましたけども、これは医療費のですね、長洲町の医療費の実態でふえたり減ったりするということじゃないていうことなんですか。そういうことなんですか。ちょっと答弁を。
42
◯福祉保健介護課長(
吉田泰滋君) はい。広域連合の
保険料の設定につきましては、どこの市町村でということではなくて県内全体でならしますので、全体の医療費総額に対してのうちの被保数でという形の計算になります。
以上です。
43
◯大森秀久議員 ちょっと先ほどですね、一人当たりの医療費が107万何がしかという数字で御紹介されてましたけども、これだけ見るとですね、全国的な傾向よりもやっぱ高いんですよね。長洲町の場合ですね。だから、そげんところで適正化していくということではですね、いろいろ町としても考えられてると思いますけども、後期
高齢者の方のですね、健診の受診率なんか低かったからですね、ぜひその辺のところの
取り組みをお願いしたいというふうに思います。
以上です。
44
◯徳永範昭議長 ほかに質疑はありませんか。
(なしの声あり)
45
◯徳永範昭議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
46
◯大森秀久議員 議案第16号、平成30年度長洲町
後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場で討論をいたします。
後期高齢者医療制度は、2008年4月からそれまでの老人保健法を名称ごと変更し、
高齢者の医療の確保に関する法律のもとで発足し、ことしで11年目に入ります。この保険の最も大きな特徴は、75歳以上の後期
高齢者を国保や被用者保険から外して75歳以上だけの独立した
保険制度をつくったことにあります。先進国でこのような
保険制度を採用している国は日本をおいてほかにありません。被
保険者全員から
保険料を徴収し、医療給付を初めとする制度運営を行うわけですが、
保険料以外に
自己負担金、公費と現役世代からの支援金を入れて運営をしています。ちなみに2016年度の全国的な資料では、加入者の平均年齢は82.3歳、一人当たりの医療費は93万2,000円、平均所得は83万円、平均
保険料は月額で5,750円、
保険料負担率8.3%となっています。
このことからも、収入が少ない一方で医療が大きくなる後期
高齢者のみの保険は、極めて脆弱な基盤の上での仕組みと言わなければなりません。法律の目的に、医療費適正化や持続可能な
保険制度の維持がありますが、適正化というのは医療費の削減のことであり、持続可能な
保険制度の維持とは一定以上の収入のある人からは
自己負担を2割にするなど、
利用者にとって大変厳しい
保険制度と言わなければなりません。平成30年度は2年に1回改訂される
保険料に変更はありませんが、特例軽減による手直しがあり、一部適用が外されました。
私は、この法制度自体に反対する立場から、厳しさを増す
高齢者の生活を守る上から、本予算に同意できないことを申し述べて
反対討論とします。
47
◯徳永範昭議長 ほかに討論はありませんか。
48 ◯宮本哲太郎議員 議案第16号、平成30年度長洲町
後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。
本制度は
高齢者の医療費が増大する中、現役世代と
高齢者世代の負担を明確化し社会保障制度の安定を目指して平成20年度に施行されたものであり、発足からやがて10年になろうとしております。
後期
高齢者医療の現状としては、被
保険者の増加、医療の高度化等により医療費は増加指向にある状況であり、今後も被
保険者及び医療費については増加の指向を示すものと思われますが、町は熊本県後期
高齢者医療広域連合の円滑に運営を行うための経費を取りまとめ、被
保険者に十分な医療を提供することに貢献していると考えます。
このようなことから、私は本予算案に賛成するものであります。以上、議員各位の御賛同をお願いし私の賛成討論といたします。終わり。
49
◯徳永範昭議長 ほかに討論はありませんか。
(なしの声あり)
50
◯徳永範昭議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第16号を採決します。この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
51
◯徳永範昭議長 起立多数です。したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
───────────────────────────────────────────
日程第3 議案第17号 平成30年度長洲町水道事業会計予算について
52
◯徳永範昭議長 日程第3、議案第17号「平成30年度長洲町水道事業会計予算について」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
53 ◯水道課長(森山繁生君) ただいま議題となりました議案第17号、平成30年度長洲町水道事業会計予算について御説明いたします。
次のページをお願いいたします。
総則第1条、平成30年度長洲町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
業務の予定量、第2条、業務の予定量は次のとおりとする。給水件数6,543件、年間総給水量は159万8,253トンを予定しております。この給水量の用途別の割合ですが、一般家庭用が約74%、工場用が9%、その他が約17%という割合で、一般家庭用と工場用で全体の約83%を占めています。1日平均給水量は4,379トンを予定しております。
主な建設改良事業につきましては、配水管整備事業、腹赤浄水場更新事業、配水管漏水調査事業の3件でございます。
配水管整備事業につきましては、老朽管更新や口径アップを行い、安心安全な水道水の提供を図るために実施している事業で、今年度は高浜地内の配水管布設工事を予定しております。これまでの町内水道普及率は98.8%と高い数値で推移しております。
長洲町水道事業の主要施設である、腹赤浄水場は平成28年度に旧施設から新施設への切り替え作業を終え、現在良好に稼働しております。今後は、旧施設の撤去工事や場内整備工事を行う予定としております。
配水管漏水調査事業につきましては、平成22年度当初から調査を始めて、これまで194件の漏水箇所を発見しており、漏水防止に一定の効果があっていると考えております。今後も有収率向上のため、継続して実施してまいります。
次のページをお願いいたします。
収益的収入及び支出、第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入でございます。
第1款事業収益2億4,478万7,000円、第1項営業収益2億3,720万円、第2項営業外収益758万5,000円、第3項特別利益2,000円。
支出でございます。
第1款
事業費用2億4,127万5,000円、第1項営業費用2億636万7,000円、第2項営業外費用3,290万6,000円、第3項特別損失2,000円、第4項予備費200万円。
次のページをお願いいたします。
資本的収入及び支出、第4条、資本的収入及び支出の予定額は次のとおりと定める。
資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6,925万円は、過年度分損益勘定留保資金6,859万8,000円、及び当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額65万2,000円で補填するものとする。
収入でございます。
第1款資本的収入240万円、第1項工事負担金240万円。
支出でございます。
第1款資本的支出7,165万円、第1項建設改良費2,157万8,000円、第2項企業債償還金4,807万2,000円、第3項予備費200万円。
次のページをお願いいたします。
議会の議決を経なければ流用することのできない経費、第5条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。1職員給与費2,893万2,000円。失礼しました。4,000円です。申しわけございません。
棚卸資産購入限度額、第6条、棚卸資産の購入限度額は100万円と定める。
平成30年3月12日提出、
長洲町長、中
逸博光でございます。
次のページをお願いいたします。
6ページからの実施計画で、前年度予算に比べまして増減額の主なものについて御説明いたします。
収益的収入及び支出の収入でございますが、1款事業収益は約1,763万円の減収を予測しています。主な内訳につきましては、1項営業収益は1,780万1,000円の減収を見込んでおります。これは人口の減少と工場の給水収益の減収によるものでございます。
次に、支出につきましては、1款
事業費用は1,335万円の減額となります。内訳といたしまして、1項営業費用は271万5,000円の減額を予定しております。これは施設等維持に要する経費及び運営管理に要する経費などの減額によるものでございます。2項営業外費用は963万9,000円の減額となります。これは毎年計画的に支払われる企業債償還利息の減額と、平成26年度の法改正に伴繰延勘定償却が平成30年度をもって終了するため、資産償却の最終年度となり減額となるものでございます。
30年度の当年度純利益といたしまして486万2,000円を見込んでおりますが、これ以上の利益が出るよう、今後もさらに努力してまいります。
次に、資本的収入及び支出の収入につきまして、1款資本的収入は938万6,000円の減額になっております。これは前年度県工事にて新山で行われております道路改良工事に伴う移設のための配水管布設工事の県工事負担金がありませんので減額となるものであります。
1款資本的支出は1,798万4,000円の減額になっています。これは主なもので先ほど収入の減額分と同様に移設のための配水管工事がありませんので減額となっております。
次に、9ページをお願いいたします。
平成30年度予定キャッシュフロー計算書をおつけしております。1の業務活動、2の投資活動、3の財務活動に区別され、損益計算書とは別の観点から企業の資金状況を開示、企業の現金創出能力と支払い能力を査定するために役立つ情報を提供するようになっております。
次に、14ページをお願いいたします。
平成29年度の予定損益でございます。下から3行目をごらんください。当年度純利益を1,221万円と予定していましたので、前年度の繰り越し分3,178万1,000円との合計額、当年度未処分利益剰余金は4,399万1,000円となります。この未処分利益剰余金につきましては、翌年度へ繰り越す予定としております。
次に、平成29年度の予定貸借対照表でございます。15ページの下にあります資産の合計額は、27億3,381万3,000円を予定しています。前年度予算に比べまして、約97万円の増額となっております。増額の主なものにつきましては、現金預金の増額に伴う資産の増額によるものでございます。これに伴い、16ページの負債、資本の部も増額になっております。主なものといたしまして、当年度未処分利益剰余金の増額によるものでございます。
17ページをお願いいたします。
今回より平成30年度の予定損益計算書をつけさせていただいております。下から三行目の当年度純利益額は486万2,000円を予定しております。
18ページをお願いいたします。
平成30年度の予定貸借対照表でございます。下にあります資産の合計額は26億8,497万6,000円を予定しており、前年度に比べまして約4,787万円の減額を見込みます。減額の主なものにつきましては、減価償却費の増額に伴う資産の減額によるものでございます。
19ページをお願いいたします。
これも、一番下になります。負債、資本の合計額も、資産の減額に伴い減額になっております。主なものといたしまして、企業債償還に伴う固定負債の減額によるものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
54
◯徳永範昭議長 説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
55
◯大森秀久議員 じゃあ2ページですね、そこにですね、業務の予定量というところが書いてありまして、給水件数、年間総給水量というのが出てます。これ前年度の分と比較していたんですけども、給水件数は2件ふえてますね。しかし年間総給水量ちゅうのは14万540立米減るということなんですけども、件数がふえて給水量が減るというのは、どういうふうに見ればいいんでしょうか。
56 ◯水道課長(森山繁生君) はい、お答えいたします。
確かに大森議員が申しますとおり、給水件数のほうは若干でありますけども伸びておりまして、年間の給水量につきましては約14万トンぐらい減ってるんですけども、やっぱりトータル的に考えまして今結構アパートとかの建設がかなり多くあっております。また、核家族化とかがふえてるのも要因じゃないかなと考えております。
以上でございます。
57
◯大森秀久議員 ちょっと水道会計は企業会計になってますので、課長の認識としてお伺いしたいんですけども、独立採算でやっているという認識を持ってらっしゃいますか。そこんところをお願いします。
58 ◯水道課長(森山繁生君) はい、お答えいたします。
水道につきましては、水道に伴って入ってくる費用をもって水道事業を行っていくちゅうことになっておりますので、企業会計は独立採算ちゅうことで、いかに収入を上げることが重要かなちゅうことは十分承知しております。
以上でございます。
59
◯大森秀久議員 純利益がですね、額としてはですね、四百数十万てことで、そう高い額ではないというふうに思いますので、その辺のところをですね、やはり企業努力といいますか、で上げていくしかないのかなというふうには思います。ぜひ頑張ってほしいんですけども、この要するに純利益のですね、利益率なんていうのは普通はここには出さないものなんですか。予算には。
60 ◯水道課長(森山繁生君) はい、お答えいたします。
利益率ちゅうのは今までお出ししたことはございません。
以上でございます。
61
◯大森秀久議員 民間のね、普通の株式会社とは違いますからね。それはわかりました。
あとですね、要するに独立した会計で独立採算という考え方だと思いますので、ぜひ努力をしていただいてですね、賞与引当金はですね、こちらから出てると思いますけどもね、退職引当金に該当するものですね、これはこちらから出てないんでしょう。そこのところはぜひ努力してですね、頑張っていってほしいと。質疑だから自分の意見はなかなか言えないですけども、と思います。
62
◯徳永範昭議長 ほかに質疑はありませんか。
(なしの声あり)
63
◯徳永範昭議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声あり)
64
◯徳永範昭議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第17号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおりに決定することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
65
◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
ここでしばらく休憩します。
休憩(午前10時58分)
再開(午前11時07分)
66
◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
───────────────────────────────────────────
日程第4 議案第18号 平成30年度長洲町下水道事業会計予算について
67
◯徳永範昭議長 日程第4、議案第18号「平成30年度長洲町下水道事業会計予算について」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
68 ◯下水道課長(市川 純君) ただいま議題となりました議案第18号、平成30年度長洲町下水道事業会計予算について御説明いたします。
平成30年度長洲町下水道事業会計予算。
総則、第1条、平成30年度長洲町下水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
業務の予定量、第2条、業務の予定量は次のとおりとする。第1号、汚水処理件数5,484件、第2号、年間総汚水処理水量244万7,650立方メートルを予定しており、うち長洲処理区につきましては131万9,992立方メートルでございます。第3号、1日平均汚水流入量は6,706立方メートルを予定しております。第4号、主な建設改良事業は、浄化センター改築・増設等事業、管渠改築・更新事業でございます。安全で適正な汚水処理が行えるよう、改築・更新事業を行い、施設や管渠の長寿命化を図ってまいります。
次のページをお願いいたします。
収益的収入及び支出、第3条、収益的収入及び支出の予定額は次のとおりと定める。この3条予算につきましては、当該年度の下水道事業の経営活動に伴い発生すると予定される収益と、それに対応する費用を計上しております。
収入でございます。
第1款事業収益9億1,032万5,000円、対前年度比3,278万6,000円、3.7%の増でございます。第1項営業収益3億4,120万8,000円、対前年度比352万6,000円、1%の増でございます。これは終末処理場に関する玉名市からの分担金の按分率を実流入により算定する方法へと変更したことによる増額でございます。第2項営業外収益5億6,911万4,000円、対前年度比2,926万円、5.4%の増でございます。これは他会計負担金について繰出基準に基づく増加となったものでございます。第3項特別利益、前年度と同額の3,000円でございます。
次に、支出でございます。
第1款
事業費用8億8,450万7,000円、対前年度比1,996万8,000円、2.3%の増でございます。第1項営業費用7億6,407万円、対前年度比3,019万8,000円、4.1%の増でございます。この主な理由といたしまして、管渠費における管路及びマンホール点検業務1,194万2,000円、処理場費における修繕費1,078万2,000円の増額によるものでございます。第2項営業外費用1億1,043万2,000円、対前年度比1,023万円、8.5%の減でございます。この主な理由といたしましては、企業債の償還の進捗により残高が減少したことによるものでございます。第3項特別損失、前年度と同額の5,000円でございます。第4項予備費、前年度と同額の1,000万円でございます。
次のページをお願いいたします。
資本的収入及び支出、第4条、資本的収入及び支出の予定額は次のとおりと定める。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億8,916万6,000円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額312万4,000円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額68万4,000円及び当年度分損益勘定留保資金2億8,535万8,000円で補填するものとする。この4条予算につきましては、住民に対する
サービスの提供を維持するために必要な下水道施設の整備や改築・更新費用、また、これら建設改良の財源としての
国庫補助金、工事負担金、企業債収入とその元金償還金等を計上しております。
収入でございます。
第1款資本的収入6億8,799万7,000円、対前年度比4億6,581万5,000円、40.4%の減でございます。第1項企業債2億5,080万円、対前年度比1億3,270万円、34.6%の減でございます。これは起債対象
事業費の減によるものでございます。第2項他会計出資金1億3,290万4,000円、対前年比967万2,000円、6.8%の減でございます。これは特別措置分の借入限度額を増額して出資金を抑制したものでございます。第3項
国庫補助金2億930万円、対前年度比2億5,043万6,000円、54.5%の減でございます。これは補助対象
事業費の減によるものでございます。第4項工事負担金9,499万2,000円、対前年度比7,300万7,000円、43.5%の減でございます。玉名市との共用施設に係る建設改良
事業費の減によるものでございます。第5項固定資産売却代金、前年度と同額の1,000円でございます。
次に、支出でございます。
第1款資本的支出9億7,716万3,000円、対前年度比4億6,782万4,000円、32.4%の減でございます。第1項建設改良費4億3,828万6,000円、対前年度比4億6,871万7,000円、51.7%の減でございます。この主な理由といたしましては、汚水幹線管路更生工事費等2,875万4,000円の増、浄化センター再構築事業委託料4億6,400万円の減、ストックマネジメント計画策定委託料3,100万円の減によるものでございます。第2項企業債償還金5億3,387万7,000円、対前年度比89万3,000円、0.2%の増でございます。第3項予備費、前年度と同額の500万円でございます。
次のページをお願いいたします。
債務負担行為、第5条、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は次のとおりと定める。事項、コピー機賃借料でございます。期間、平成31年度から平成35年度までの5年間、限度額104万7,000円でございます。次に、事項、長洲町水洗便所改造資金融資あっせん及び利子補給に関する条例第3条、または長洲町浄化槽施設整備に伴う水洗便所改造資金融資あっせん及び利子補給に関する条例第3条に掲げるものが、熊本中央信用金庫、株式会社肥後銀行、玉名農業協同組合から借り入れる水洗便所改造資金に対する損失補償でございます。期間、平成31年度から平成35年度までの5年間、限度額1,050万円でございます。次に、事項、上記の者が債務を完済した場合に、長洲町水洗便所改造資金融資あっせん及び利子補給に関する条例第12条、または長洲町浄化槽施設整備に伴う水洗便所改造資金融資あっせん及び利子補給に関する条例第12条に基づき補給する利子相当額の2分の1以内の利子補給金でございます。期間、平成31年度から平成35年度までの5年間、限度額48万8,000円でございます。
次のページをお願いいたします。
企業債、第6条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は次のとおりと定める。起債の目的、限度額以外は全て同じでございますので、起債の方法、利率、償還の方法は最初の1項のみを説明し、その他の起債につきましては省略させていただきます。また、充当率につきましては全て100%でございます。起債の目的、公共下水道事業債、限度額1億1,550万円、起債の方法、証書借り入れ、利率年4%以内、ただし、利率
見直し方式で借り入れる政府資金、地方公共団体金融機構資金及び銀行等資金について利率の
見直しを行った後においては当該
見直し後の利率、償還の方法、政府資金についてはその貸付条件により、銀行その他の場合はその債権者と協定するところによる、ただし、町財政の都合により繰上償還することができる。次に、個別排水処理事業債、限度額530万円でございます。次に、資本費平準化債、限度額1億円でございます。特別措置分、限度額3,000万円でございます。
一時借入金、第7条、一時借入金の限度額は9億円と定める。
次のページをお願いいたします。
議会の議決を経なければ流用することのできない経費、第8条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。第1号、職員給与費4,645万2,000円。
棚卸資産購入限度額、第9条、棚卸資産の購入限度額は100万円と定める。
平成30年3月12日提出、
長洲町長、中
逸博光でございます。
12ページをお願いいたします。
平成30年度の予定キャッシュフロー計算書を添付しております。1の業務活動、2の投資活動、3の財務活動に区分され、平成30年度中の企業活動に伴う資金の増減についての予定を計上したものとなっております。
21ページをお願いいたします。
平成29年度の予定損益計算書でございます。
22ページをお願いいたします。
下から3行目の当年度純利益につきましては、1,773万7,000円を予定しております。この当年度純利益につきましては、当年度未処分利益剰余金として翌年度へ繰り越す予定でございます。
23ページをお願いいたします。
平成29年度の予定貸借対照表でございます。資産の部、右下の資産合計につきましては、120億6,346万2,000円でございます。
次のページをお願いいたします。
負債の部、右下の負債合計は107億3,295万2,000円でございます。
次のページをお願いいたします。
資本の部、右下の資本合計は13億3,051万円でございます。負債資本合計は資産合計と同額の120億6,346万2,000円でございます。
26ページをお願いいたします。
本年度より平成30年度の予定損益計算書を添付しております。
27ページをお願いいたします。
下から3行目の当年度純利益につきましては1,700万3,000円を予定しており、前年度繰越利益剰余金1,773万7,000円との合計額、当年度未処分利益剰余金3,474万円につきましては翌年度へ繰り越す予定でございます。
また、28ページからの予定貸借対照表につきましては、開始貸借対照表及び予算等に基づく平成31年3月31日現在の見込み額でございます。
以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
69
◯徳永範昭議長 説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
70
◯大森秀久議員 2ページのところでお伺いします。汚水処理件数が29年度と比べてですね、76件減っておりまして、年間の総汚水処理水量も減っております。減っているんですけども、長洲処理区が減ってて岱明処理区がふえてると。この辺のところについてですね、岱明の場合は要するに数として、件数としてふえてるのか。その辺のところはわかりますか。要するに新しいアパートがどんどんできてるちゅうもありましたけども、そういった関係で見るとですね、ふえてもよさそうなもんだなというふうに思うんですけども、どうなんでしょうか。
71 ◯下水道課長(市川 純君) はい、お答えいたします。
まず岱明処理区の増加の要因といたしましては、現在玉名市旧岱明処理区につきましては、面整備のほうを行っておりまして、汚水管のほうを延長しております。それで接続する件数がふえてるという状況でございます。長洲処理区につきましては、76件の減でございます。年間の汚水処理水量も減となっておりますけど、これは節水型の家電であったり便器がふえたことによる減だと思われます。
以上でございます。
72
◯大森秀久議員 いいです。
73
◯徳永範昭議長 ほかに質疑はありませんか。
(なしの声あり)
74
◯徳永範昭議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声あり)
75
◯徳永範昭議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第18号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおりに決定することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
76
◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
───────────────────────────────────────────
日程第5 同意第1号 副町長の選任について
77
◯徳永範昭議長 日程第5、同意第1号「副町長の選任について」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
78 ◯町 長(中
逸博光君) ただいま議題となりました同意第1号、長洲町副町長の選任について御説明いたします。
次の者を長洲町副町長に選任したいので、
地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
それでは、
提案理由の説明をいたします。
平成29年9月12日竹本康美前副町長の任期満了に伴うものでございまして、平成30年4月1日より副町長として平川一喜さんを御提案申し上げ、同意を求めるものでございます。
平川一喜さんは、昭和32年2月5日生まれ、61歳で長洲町○○○○に在住されておられます。長洲小学校、長洲中学校、玉名高校、西南学院大学を御卒業。昭和55年4月に熊本市役所へ入庁され、市民課、議会事務局、経済企画課、国際交流課、教育委員会、観光政策課など多くの分野を経験された後に、北部保健福祉センター所長、北区役所次長兼北区福祉事務所長、人事委員会事務局長と要職を歴任され、昨年3月に退職されました。
在職中には、熊本城内にある城彩苑の建設に携わられ、今では多くの観光客が訪れています。また、人事委員会事務局長として、公正な人事行政と行政の民主的で能率的な運営に携わられ、市職員の
人材育成並びに福利厚生の向上に御尽力されておられます。
以上のとおり、平川一喜さんは幅広く豊富な行政経験をお持ちであり、人格見識ともに申し分のない方ですので、今回副町長の選任につきまして議会の皆様の御意見を求めるものであります。よろしく御審議いただきまして、御同意賜りますようお願い申し上げ、
提案理由の説明とさせていただきます。
79
◯徳永範昭議長 説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
(なしの声あり)
80
◯徳永範昭議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声あり)
81
◯徳永範昭議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから同意第1号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
82
◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、同意第1号は原案のとおり同意されました。
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日程第6 同意第2号 教育長の任命について
83
◯徳永範昭議長 日程第6、同意第2号「教育長の任命について」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
84 ◯町 長(中
逸博光君) ただいま議題となりました同意第2号、長洲町教育長の任命について御説明いたします。
次の者を長洲町教育長に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
それでは、
提案理由の説明をいたします。
平成30年3月31日松本昇教育長の任期満了に伴うものでございまして、平成30年4月1日より後任の教育長として戸越政幸さんを御提案申し上げ、同意を求めるものでございます。
戸越政幸さんは昭和25年4月12日生まれの67歳で、長洲町○○○○にお住まいでございます。長洲小学校、長洲中学校、九州学院高等学校、福岡大学を御卒業後、多良木町立槻木中学校を初任として、以降33年間教職の道を進まれました。昭和59年度から8年間腹栄中学校の教諭として赴任され、その後は玉名教育事務所の指導主事、平成14年度に旧三加和町立三加和中学校長を経て、平成21年度から2年間腹栄中学校長を歴任されました。
校長時には、生徒からも親しまれ、教育に対する熱意と意欲を持って学校づくりに取り組まれ、腹栄中学校では平成21年度に文部科学省の指定を受け、中学校の武道の必修化に向けた地域連携指導の実践校として、地域の指導者と連携した柔道の授業の強化に取り組まれました。また、教員時に体育研究会や体育連盟の会長等を歴任された功績に対し、熊本県学校体育功労賞を受賞されております。このように、地域一体の学校づくりに取り組まれ、長洲町の教育の充実と発展に御尽力されてこられました。
退職されてからは、荒尾海陽中学校の生徒指導支援員として、4年間生徒たちの悩みや心配事など生徒や保護者に寄り添い、相談や支援をされてこられました。このように、教育に対する情熱と幅広い知見・経験を持ち、学校や地域からの人望も厚く、責任感も強く、誠実で信頼のある方でございます。
以上のことから、平成30年4月1日から3年間を任期として、教育長として適任でございますので、よろしく御審議いただきまして御同意賜りますようお願い申し上げ、
提案理由の説明にさせていただきます。
85
◯徳永範昭議長 説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
(なしの声あり)
86
◯徳永範昭議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声あり)
87
◯徳永範昭議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから同意第2号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
88
◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、同意第2号は原案のとおり同意されました。
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日程第7 議員派遣について
89
◯徳永範昭議長 日程第7、「議員派遣について」を議題とします。
会議規則第127条の規定に基づく、次の定例会までの議員派遣については、お手元に配付したとおり派遣したいと思います。なお、日時、場所などに変更が生じた場合は、議長に一任していただきたいと思います。これに御異議ございませんか。
(異議なしの声あり)
90
◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、議員派遣については、配付のとおり派遣することに決定しました。
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日程第8 議会運営委員会の閉会中の継続調査申出について
91
◯徳永範昭議長 日程第8、「議会運営委員会の閉会中の継続調査申出について」を議題といたします。
議会運営委員長から会議規則第74条の規定によって、本会議の会期日程と議会の基本的運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出がお手元に配付のとおり提出されました。
お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
92
◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
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日程第9 委員会の閉会中の継続調査申出について
93
◯徳永範昭議長 日程第9、「委員会の閉会中の継続調査申出について」を議題とします。
各委員長から所管事務調査のうち、会議規則第74条の規定によって、お手元に配付しました所管事務の調査について閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
94
◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
お諮りします。本定例会における議決の結果生じた条項、字句、数字その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任していただきたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
95
◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、会議規則第45条の規定により、その整理権を議長に委任することに決定しました。
お諮りします。本定例会は、会議規則第7条の規定によって、本日で閉会したいと思います。
これに異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
96
◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、本定例会は本日で閉会することに決定しました。
これで本日の会議を閉じます。
平成30年第1回長洲町議会定例会を閉会します。
閉会(午前11時31分)
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